『天野祐吉のことばの原っぱ』天野 祐吉 (まどか出版03/1)を読む

<ことば>の面白さ、愉しさを僅か何ページかで語るエッセー群。思わずニヤリ、はてさてそういうことも云えるか。改めて幾許かの発見もある好著。 (16/8)▶出版内容紹介近ごろ、ことばは元気がない。コ ミュニケーションの効率第一主義というビョーキにかかって…

『本の立ち話』小沢信男 (西田書店11/3)を読む

著者の一時代に対する追悼を含めた短編エッセー集。背景には<新日本文学>VS<人民文学>という非生産的な論争も潜んでいる頃からその後、それ等には触れずに多くの知友、あるいはマスコミにも華々しく登場しなくなった過去の作家への鎮魂歌となっている。 例え…

大田実中将・沖縄根拠地隊司令官最後の打電

1945年6月6日、、米軍の激しい攻撃にさらされ孤立した沖縄戦司令部から本土参謀本部へ発信。当時決別電文の常套句であった「天皇陛下万歳」や「皇国ノ弥栄」などの文言はいっさいなく、ひたすら沖縄県民の献身と健闘を称えている。なお大田実中将は、…

華麗なる花火の影

テレビで花火師の苦心談が語られ、それらの花火が打ち上げられるのを見た。 殆ど一瞬の時間ながら、夜空に華麗なストーリーを持ってなかなかの迫力。万里の長城やピラミッドを築き遺した事業も、歴史的に貴重な遺産だが、花火の持つ美しさと、その設計製作に…