2021-01-06 ■ 『書評10年』鶴見俊輔(潮出版社92/12) 〇1982~1992、本に凝縮された時代の貌308冊。知られざる傑作にも陽の目。滋味ゆたかな読書論。 〇 目次 自由な思考の道「劇学」―ケネス・バーク『動機の文法』「大正」の色濃い永遠相―上田閑照 柳田聖山『十牛図―自己の現象学』戦後マンガ出版史―長井勝一『「ガロ」編集長』作家の習作時代を探る―紅野敏郎『白樺の本・文学史の林』同編『リトルマガジンを読む』〔ほか〕